issue 02

「技術指導ができる工場」

Mission

解決すべき課題

技術指導について

正直に言えば、私たちは現在パートナー企業へ技術指導できるようなメーカーとは”まだ”言えません。燕三条のパートナー企業の多くは、我々よりも高度な依頼を受けている企業が多く保持している加工技術や工程ノウハウのレベルも我々より高いところがほとんどだからです。我々がそうした企業へ技術指導ができるということは、各企業へ依頼している我々より開発力のあるメーカーについて学ぶ必要があるということであり、同時に、我々が独自の開発と技術力について追求し続けることができる企業になるということだと思っております。どうも、前者は相当に難しい。中には、グローバルでのリーディングカンパニーなどもあるからです。そこで、私たちは独自の開発&技術力を磨き上げて、自分たちにしかできない加工や工程管理を追求していくことで、まず私たち自身がどこにもできないことができるようにならなければなりません。もちろん、我々の工場も同様です。これが私たちの生きる道になると確信しています。

Initiatives

具体的な取り組み

技術の追求 1

工程管理

工程管理は、作業の生産性を上げるために必要不可欠です。当社では300を超える自社製品に加え、さまざまなOEM製品を手掛けています。OEMは技術力、市場調査力などを磨けますが、工程管理は一つずつ異なります。自社製品は工程管理をよりブラッシュアップしやすいものの、長期間同じものを作るため危機意識が麻痺しがちです。こうした"技術"をどのように磨くのかは常に課題です。

技術の追求 2

5S

完全なる5Sは理想ですが、終わりのないゴールでもあります。ほんのわずかな変化点が生じれば5Sもまた常に変化します。一方で、この終わりなき改善は私たちの実力を高めてくれます。愚直なまでに向き合うことを続けております。

技術の追求 3

レイアウト

距離や場所というのは、必ず誰かの時間を奪っていきます。たとえば、素材までの距離が遠ければ時間がかかるのは当たり前ですが、作り上げるものを入れるカゴを多くもってきて通路を塞げば誰かの移動時間を奪います。こうしたところに気づく技術を高めます。

Projects

プロジェクト