投資

エネルギーシミュレーションプロジェクト 

まず、「測る」ことから始める。 

工場や倉庫の暖房コストが、毎年どれだけかかっているか——正確に把握している経営者の方は、正直に言えば、それほど多くはないのではないでしょうか。電気代は「仕方のない固定費」として漠然と受け入れられ、季節ごとの変動や、どの設備がどれだけ電力を消費しているかを丁寧に分析する機会のないまま、毎月の支払いが続いている。そういった現場を、私たちは燕三条の地域でいくつも見てきました。 

新潟県の冬は厳しく、製造業・倉庫業の現場では毎年11月から翌3月にかけて、暖房のためにエネルギーを消費しつづけます。この「見えにくいコスト」に、私たちは改めて向き合おうとしています。 

Features

特徴

このプロジェクトが問いかけること

私たちがwarmArtsブランドで手掛けるペレットストーブは、木質バイオマスを燃料とする暖房設備です。再生可能な国産木質ペレットを燃料とし、電気やガスに比べてランニングコストを低く抑えられる可能性があります。脱炭素の観点からも関心が高まっており、工場・作業場での活用事例も国内で少しずつ広がってきています。 もちろん、「ペレットストーブに切り替えれば必ずコストが下がる」と断言できるほど、話は単純ではありません。建物の断熱性能、稼働時間、現在の暖房設備の種類、そして燃料調達コストの地域差など、複合的な要因が絡み合っています。だからこそ私たちは、提案の前にまず「測ること」から始めようと考えました。

プロジェクトの進め方

このプロジェクトでは、燕三条エリアを中心とした製造業・倉庫業の経営者の方々に対して、1年間の電力使用量の測定と分析をご提案することからスタートします。 季節ごとの消費変動、時間帯別の使用パターン、設備ごとのエネルギー寄与度——これらをデータとして可視化したうえで、エネルギーシミュレーションを実施します。「現在の暖房コストが年間どれだけかかっているか」を正確に把握し、「仮にペレットストーブへ切り替えた場合、どの程度のコスト低減が見込めるか」を数字で示すことを目指しています。 導入の判断は、そのシミュレーション結果をもとに経営者の方ご自身にしていただく。私たちが大切にしたいのは、そういう順番です。「売る」前に「知る」——このプロセスをていねいに踏むことが、長く信頼していただける関係をつくると確信しているからです。

私たちの現在地

正直に言えば、このプロジェクトはまだ動き始めたばかりです。エネルギーの測定・分析には専門的なノウハウが求められますし、ペレットストーブが各社の工場環境に馴染むかどうかも、実際の現場を見なければわからないことが数多くあります。シミュレーションの精度を高めるためのデータ収集と検証を、私たちは今まさに積み重ねている段階です。 一方で、燕三条の製造業が長年蓄えてきた「熱をあつかう技術」と、私たちが持つ燃焼器具・暖房設備の開発ノウハウには、地域の工場が抱えるエネルギー課題に寄与できる可能性があると感じております。その確信を、データという言語で語れるようにすること——それがこのプロジェクトの核心です。

ご関心のある経営者の方へ

燕三条の地場産業を支える多くの工場や作業場が、より持続可能なエネルギー選択と出会う機会をつくりたい——私たちはそう考えています。暖房コストに課題を感じていらっしゃる方、いちどエネルギー使用の実態を整理してみたいとお考えの方は、まず電力測定のご相談からお声がけいただければ幸いです。 「測る」ことから、私たちと一緒に始めてみませんか。

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